日記なんかつけてみたりして

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今年になって初めて「禍」という漢字を知った。「災い」や「災難」、「不幸な出来事」を表す漢字で、「わざわい」と入力すると変換される。当初、「渦中」の「渦」だと思って、ツイッターで思いっきり「コロナ渦」と投稿してしまい、慌てて訂正ツイートを入れる。街角で知人に声をかけたら知らない人だったときのような気まずさ。

そんなわけで皆様、コロナ渦、もといコロナ禍、いかがお過ごしでしょうか。

 

初期のPCR検査数、緊急事態宣言の早すぎる解除、謎のマスク配布など、一小市民の私には愚策だと思われるそれらには、そうせざるを得ない理由があるのだろうけれど、であればそれをきちんと説明して欲しい、と思う。もし「アベノマスク」が流行語大賞に選ばれたら「マスク配布の効果を国民に認めてもらえた結果」などと言い出しそうで怖い。

隣の島国の政策と比較して暗澹たる気持ちになる。嗚呼、隣の芝が青い。数年前、台北で小籠包や巨大なかき氷を食べたことを思い出し、コロナが落ち着いたらまた訪れたい、と思う最中のGo Toキャンペーン、「今じゃないでしょ」と裏林修先生が登場する。注:Go Toキャンペーンは国内旅行が対象のようだが、それはともかく。九份のあの雰囲気が懐かしく、そこを訪れる代わりにちょうど上映中の『千と千尋の神隠し』を見に行けばよいのかもしれない。否、映画館に足を向けるのもためらうほどの都内の新規感染者数は、本日も200人を超え、ステイホームでこのような文章を綴っているのであった。